東京電力株主総会 反省会

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とりあえず、第87回東京電力株主総会のレース回顧です。

本来、今回の株主総会は、会社が傾きかけている状態で、どれだけ隠蔽された情報を引き出せるかにあるのです。よって、質問→回答→回答への質問という揚げ足どりがメインになるはずなのに、なんつーか、反原発プロ市民が邪魔すぎるの一言でしょう。
あいつら、毎年出席しているから、顔を覚えられているのではなかろうか。
ヒートアップしそうになると、プロ市民で別の質問をさせる・・。実際、同じ人間に何度も質問させてるしな・・。もうどれだけ茶番なんだよと。

東電側
・勝俣:怒号をかわしつつ、総会を強制終了。「しばらく希望はありません。」回答で攻守ともに優れる。
・ムトゥ:得意のフランス語で、株主側の戦意喪失に貢献。
・市民団体:話題の切り替えに大きく貢献。企業の話が殆どできないままに。
・演説野郎:15分近い無駄話で、時間稼ぎに成功。
・0円応援おばさん:0円でも応援発言で、東電側イメージアップに貢献。

株主側
・ドン小西:たぶん、テレビでちょっと放映されているヤジの殆どがアイツ。
・ポニテ:総会終了後も粘るが、ただのヤクザか。
・株主に希望をの人:勝俣から言質とったのは、まぁまぁ評価できる。
・減資追求の人:しかし、時期が悪すぎた。午前の質疑なら取っかかりになったかも。

MVP:ドン小西
ガチ総会屋だったのか、ただの大株主だったのか・・。ただ、最初から決算の継続企業の前提にツッコミヤジを入れたり、必死に質問挙手をしていたりしていたわけで。まだ筋が通るレベルでの話を組み立てていたのかもしれません。ただねー、質問の相手を選ぶのは東電側なので、ガチな輩は避けられて当然でしょうな。好々爺のフリをして指名されてから「ゴルァ」するべきだったと。

個人的には、フツーの爺さんの「株主総会で自分が感じたこと」が印象的だったわ・・。なんつーか、それ、質問でもないし・・。あー、こういうマジメな人がオレオレ詐欺とかに引っかかるんだろうなと。