メイド フットマッサージ

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「お帰りなさいませ~。ご主人様~。」

といえば、メイドさんです。皆さんはメイドさんが大好きですか?
ピスチュンも大好きです。特に 市原悦子大好きです。

さて、最近の秋葉原といえば、雨後の筍のごとく、「メイド」「メイド」でございます。

その中でも特にヤバイ雰囲気のある店、「メイフット」に突撃してまいりました。

さて、メイフットといえば足ツボでございます。
足ツボといえば、RAJA英国式リフレクソロジー・サロン が有名かと思われます。
ちなみに、ピスチュンも一時期RAJAにハマったことがあり、RAJA段位 3段の腕前くらいはあるんじゃないかと自負しております。


そんなわけで、ヒューマンスキル全開で店内へ突入。
店に入ってビックリ! 何か店内が臭いんですよ。
RAJAのときはアロマオイルやらお香の臭いが充満していましたが、この臭いはすえたヲタの臭いです。
これはいけませんね・・。。リラクゼーションのサービスなのに不快な香り
それも納得。既に先客が2人いましたとさ・・。


そんな先制パンチに面食らいながらも、動揺をひたらすらに隠していますと、リーダー格のメイドより、

ポイントカードはお持ちですか?」

と声をかけられる。
冗談じゃない。初見なのに持っているわけも無い。別にサービスを継続し続ける意思もないので断ろうとすると、

強制ですから。

と言われる。
おい、待ってくれ。
普通メイドといえば、主人に対して絶対服従であり、例えワイセツなことを強制されても拒めない立場であるべきだ。(偏見)

これでは立場が逆ではないだろうか・・・。

とは言っても、そこはRAJA3段のピスチュン。そういえば、このテのリラクゼーションは必ず会員証のようなものを作らなくてはいけないシキタリだったと記憶しております。

maifoot.jpg
別にこんなもの、どうでもイイんですけどね。(既にシュレッダー済み)


個人情報(名前程度)と、怪我の有無チェックを済ませると店の奥に案内される。
その後、足元のフットバスに足を入れるように指示される。
勿論、このフットバスは様々なヲタが足を入れてきた忌まわしげなモノ。しかし、躊躇することさえも許されず、なすがままに足を入れる。実に屈辱だ。


5分程放置されていただろうか・・。周りを見回すと、先客のヲタ達は楽し気に談笑している。
「しまった・・・。」
このとき、ピスチュンはこの店のある異様なルールに気がついた。
RAJAの場合、黙々とマッサージが始まる。ヒーリングの音楽が流れているため、あまり喋らないからだ。
しかし、どうもこの店は話しながらマッサージするシステムらしい・・・。
当然、会話のネタも用意していない。録音マイクすら用意していない状態である。

非常にマズイ。

メイドの一人がやってきた。
黙っていたところ、案の定話しかけられた。
ここはヒューマンスキル全開で上辺トークをするハメに。
リラクゼーションのサービスなのに気を使うという、実にマヌケな話である。


それにしても、周りのヲタは楽しそうだ。
ジョジョヲタなピスチュンも第2部の話でもして、盛り上がりたいところだが、

「私、あんまりアニメの話とかわからないんですよ~。」

とピスチュンの気を感じ取って、担当のメイドが先制パンチ。

オイ待て。お前、ここで働いちゃダメなんじゃないのか?少なくとも「奥様は魔法少女」くらいのアニメの話ができるくらいでないと、やっていけないんじゃないのか?
(注: ピスチュンも、このアニメのことは知りません。)

「だから、世間話で済ませちゃってるんですよ~。」

と、実に有難いお言葉。
むしろ黙っていて欲しいくらいではあるが・・。


そんなこんなで30分間の死闘が終了。
なぜかリラクゼーションなのに疲労している気が・・。
なるほど、この店は「リラクゼーション」よりも「メイドと話すこと」が目的のようで・・。

それにしても、先客のヲタは酸素バーまでやるという徹底ぷりだし、いつの間にか待合部屋は満員状態だし・・。

お前ら、そんなにメイドさんとお話したいのなら、キャバクラにでも行った方が良いと思いますが・・。
とはいっても、酒が飲めないヲタのためにも、こういう店があっても良いと思いました。


それにしても、周りを見回すと似たような店がイッパイできているようで、この状況での差別化は大変そうですなぁ・・。