ロードバイクでケイデンスを意識するようになると、スプロケット(後輪の多段ギア)の組み合わせが気になるようになりまして。ピスチュンのロードバイクのクランクは52-36Tでして、75rpm程度の回転だと、スプロケットは17Tで28.8km/h、15Tで32.6km/hとなります。
だいたいのロードバイクって、スプロケットが11T-28Tなのですけど、素人が走る速度は30km前後。そこが、17T-15Tと一段飛びのギアになっていて、切り替えるたびに踏み込みが必要な構成になっています。これは間の16Tを入れたいところですね・・そして、逆に44.5kmも出さないので11Tは不要・・。
ジュニア用で14T-28Tもあるんですけど、これだと最大35km程度。これでも十分ですが、もう少し欲張りたい感じ・・。
で、定番の魔改造というのが12T-25Tのスプロケットを流用して12Tから始めるようにし、16Tのギアを差し込むやり方ですね。その次の17Tの前後の繋がりをよくするなら、17Tのギアも交換するとよく、合計で4枚の交換をすると良いらしいですね。
さらに、軽くなるギアを最大で30Tにすることも可能で、19T→21T→24Tもシマノの設計としても大丈夫そう・・。
ということで、合計7枚のスプロケット交換をトライ。スプロケットセットを買う必要はなく、「リペアパーツ」というもので代用が可能のようです。なぜかモノタロウでも売っていたので、Amazon(転売屋)ではなくモノタロウを利用してみました。
ちなみに、ピスチュンは一昔前のアルテグラ(R8000シリーズ)なのですが、リペアパーツの一部は2世代前のアルテグラ(R6800シリーズ)なのですが・・。カタログを見ても、各パーツの型番は同じなので間違いはないのですが・・それで良いのかと。
さくっと交換。キレイなギアに交じって黒ずんだ汚いギアが・・。というか11枚中7枚交換しているので、殆ど買い替えと変わらないですなぁ・・。まぁ、12T-30Tという絶妙な組み合わせのセットが無いですからな。
というわけで、こういう感じの構成になりました。
30km前後の連携が良くなりましたね。それでいて、そこそこスピードも出せるけど、坂道も以前より登りやすくなった感じに。シマノはこういうのを初心者用として出した方が良いんじゃないですかね。12速とかやる前にさ。