銀平飯科帳

hankacho.jpg

「ラーメンハゲ」という「海原雄山」クラスの良キャラを生み出したグルメ漫画の傑作、「らーめん発見伝」の作画側の人の漫画です。
作画の方なので、あまり期待していなかったんですけど、割とイイっすね。こういうユルめの漫画のほうが最近のピスチュンは合っているんだよなぁ・・。

「江戸時代にタイムスリップして現代料理を振る舞う・・」
おいコレ、「信長のシェフ」の二番煎じかよ・・という感じですが、江戸時代のウンチクとか楽しいんだわぁ。

途中、「お忍びでやってきた徳川家斉と意気投合して、身分を超えて料理を食べ歩く・・」
おいコレ、「釣りバカ日誌」の二番煎じかよ・・という感じの古典クラスの展開ですが、途中で佐々木さんのような小物キャラがイイ味出してきていて、割と面白く読めました。

漫画の面白さってストーリーだけではなく、読ませ方やキャラの立たせ方も大きいと感じさせてくれますね。
ベタ褒めしていますが、「ラーメンハゲ」ほどではないのでその点は御容赦を。