ド素人は去れよ

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「一般紙は商業主義に侵されている」
「同人の世界はそういった考えはない。実力も、もはやプロ並み!」

みたいなことを、大学のテラダ君は言うてました。
まぁ、ピスチュン的には今のコミケとかを見ると、全くそんなことは無く、どっぷりと商業主義に徹しているように見えますが・・。あれだけ企業やらプロが進出している状況、エロばかりが売れる・買われる状況ですが・・。というかネットで幾らでも発表できる状況で、何でいちいち会場借りてやるの?昭和の感覚?という考えになってしまうわけでして。
 

さて、脱線気味の前振りですが、ピスチュンは懲りずに「うみねこのなく頃に」をプレイしてみたとですよ。
今回で最終回、ついに真実が明かされるッ・・。と、思っていたのですが、全くそんなことは無く、なんかお涙頂戴的に終わってしまいました。ハァ?と。
「まぁ、エヴァンゲリオンみたいなもんじゃね?」
と、何も知らない方々は思うかもしれませんが、これって推理モノでは無かったのでしょうか?
トリックも不明、犯人の動機のようなものも不明のままで、意味ありげな部分も殆ど不明です。
早い話が解答編が一切無い推理小説を読まされていた感じがして、怒りしか覚えません。
作中だか作者の言葉で、「推理は可能」だの「ノックスがー」とか、なんだったんでしょうね?

一番不愉快なのは作中にて、
 ・「これって推理モノじゃないよ、ファンタジーだよ」と思考停止する読者→豚扱い
 ・「じゃあ、推理するし。こういう考察があるんじゃね」と推理する読者→知的強姦者の山羊扱い

と、若干乱暴な要約ですが、こんな感じのことを本当に言っているところなんですよね。
いくら、「ひぐらし」で糞トリック・糞真相を批判されたとはいえ、これはネーヨと。

なんかさ、「読者を楽しませる」というプロ意識もなく、自分の書きたいことというか、自分への批判の弁明をやっているだけなんですよね・・。それでいて商業主義にだけ徹している(一部では、ファンディスクやCS版で真相解明するみたいな噂もあるわけで)、こういった作品を見るとゲンナリするしかないですね。

同人至高主義のテラダ君は元気にしてるんですかね?もうお前の世界には、お前の思っているような思想は無いよ。