立て続けに2冊読了。
「だから山谷はやめられねえ」
山谷の住人は、今ある仕事をそれなりに分け合って、ある程度手当もらいながら暮らしていくと。安宿安酒が充実しており、山谷の労働者はそれなりにマッタリ暮らしていると感じた。生活水準は低いかもしれないが、悲惨というわけでもない。生活水準に慣れれば、ある意味現代の楽園なのかも。
いわゆる、「派遣村」がどれだけヤラセ臭いかがわかるね。これ系の人達は大して生活に困っていないからね。「生活保護がもらえるかもしれない」それだけだろうね。ホームレスと派遣を明確にすべき。しかし、政権交代すると公共事業が減ってシェアしていた仕事も無くなって山谷の楽園も終了と。
ちなみに、優劣は 飯場(住み込みの職人>住み込みの土木労働者)>山谷>ホームレスらしい。
まぁ、空き缶拾うのも人間関係や肉体労働したくないのが本音なのかもね。
「美しき凶器」
これって推理小説だと思っていたのですが・・。現代ミステリーはあらかじめ犯人が分かっていて、「あっと驚く結末が」「なるほど、あれは伏線だったのか」的なのを味わうものなんですか?ちなみに、途中で結末まで読めてしまったわけですが・・。
密室殺人事件とかが良かったのですが・・。はい、金田一少年でも読んできます。